学校へ行きたくない子

うちの家の前は通学路になっていて、毎朝小学生達が登校していきます。

登校時刻を過ぎてから、足取り重く歩いていく子供も何人かいます。

 

小学生ともなれば、子供の世界で厳しいこともたくさんあるだろうし、行きたくない理由や事情がそれぞれにあるんだろうと思います。

谷岡賢徳先生の「大師流小児鍼 奥義と実践」には、夜泣きや腹痛、便秘、夜尿症、アトピー性皮膚炎などと並んで不登校に対する治療についても書かれています。

 

心と体は1つなので、不登校の子供、学校へ行きたくない子供は体にも反応が出ているのです。

体がしんどいと大人だって仕事に行きたくないですよね。

体が元気になれば、気力がわいてきて、活動したくなり、学校へも行きたくなると思うのです。

 

もし、不登校や学校へ行きたくないことで悩んでいるお子さんやお父さん・お母さんがいれば、少し勇気を出して小児鍼を試してみませんか?

毎朝、足取りの重い子供を見ると、「何か役に立てないかな」と思うのです。

 

学校へ行きたくない子には、たいてい前触れがあるものです。

朝起こしてもなかなか起きてこない、朝ごはんにやたらと時間がかかったり、食べなかったりする、「頭が痛い」と訴えるなどが続いたら、少し注意して見守ってあげてください。

 

学校へ行かない日が続くと、久しぶりに行くのに勇気もいるでしょう。

ですから、前触れ段階や、学校をお休みする、遅刻するなどの日が浅いうちに、体調を整えて気力を増すための小児鍼をおすすめします。もちろん、時間がたっていても大丈夫ですが、どんな症状でもそうですが、日が浅いほうが早く改善するので。

 

2017年11月14日