夜泣き(3)甘いものも夜泣きの原因に
生活環境にも問題が見当たらず、寝言泣きでもなさそうだとなると、もう1つ思い当たらないか、確認してもらいたいことがあります。
それはジュースや甘いお菓子。
人間の体は血糖値を一定に保とうとする働きがあり、ジュースやお菓子の糖分をとると、血糖値があがるのを防ぐため、
インスリンが分泌されます。
すると今度は下がりすぎた血糖値をあげようとアドレナリンなどのホルモンが分泌されるのですが、
このアドレナリンは、「攻撃ホルモン」ともよばれるもので、気分が高揚しやすくなり、安眠しにくくなります。
寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなりますし、日中も感情の起伏が激しく、キーキーしやすくなります。
ですから、寝る前はもちろんジュースや甘いものは控え、日中も糖分をとりすぎていないか、気を付けてみてください。
次回はいよいよ、小児鍼と夜泣きのことについて書きたいと思います。