ぎっくり腰にご用心
3月に入り、暖かい日が増えてきました。
実は春先はぎっくり腰が多くなる季節です。
ちょうど2月末頃、寒さが和らいだ頃から、チラホラと腰が痛い患者さんが多くなっています。
寒さが和らぐと、胃腸の働きも活発になり、食欲が増してきます。
そうすると食べ過ぎてしまうことも多く、加えてまだ寒さが残る中、薄着で冷えたりすると腰や背中の痛みにつながりやすいのです。
先日、背中が痛くて縄跳びが飛べないという小学生の女の子が来院してくれました。
これも恐らく胃腸の弱りから起こったもののようでした。
刺さない鍼と優しくなでる小児鍼で治療すると、その場で痛みはずいぶん楽になってくれました。
このような急性の痛みの場合、元気な子供は一度の治療で治ってくれることもよくあります。
この季節、食欲が増して何となく食べ過ぎてしまってませんか?
腰や背中がこわばっていたり、痛みが出てきたら、ちょっと振り返ってみてください。