梅の季節です
友人から青梅をいただいたので、梅シロップと梅ジャムを作りました。
ちょうど6月6日は「梅の日」だったようで、1日遅れでした。
和歌山は梅の産地。
梅の栄養が気になって調べてみたら、思った以上に栄養豊富で体にも美容にもいいことがわかりました。
こんなに効能があるようです。
◎疲労回復
◎免疫力アップ
◎老廃物排出、むくみ解消
◎美肌
◎血液サラサラ
◎生活習慣病改善、予防
◎殺菌効果
◎食欲増進、消化吸収促進、便通改善
梅ジャムもヨーグルトに入れると美味しく、梅シロップは1ケ月後が楽しみです。
具体的な栄養素と効能は以下のとおりです。
(1)クエン酸などの有機酸が豊富
まずは、有機酸が多いこと。クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などが豊富で、これらは栄養素をエネルギーに変換する働きをスムーズにしてくれます。
これにより、疲労回復だけでなく、腰痛や肩こりの緩和、老化防止、疲れにくい体づくりにも役立つことが期待できます
美容面では、肌のシミ、シワ、くすみなどの原因のひとつとして、内臓の老化があげられますが、梅のクエン酸は、新陳代謝を促し体内の老廃物の排出を促進してくれます。これにより、むくみの解消、美肌や老化防止なども期待できます。
さらにクエン酸は、食欲を増進させ、消化吸収を助け、便通もよくしてくれます。カルシウムや鉄の吸収もよくしてくれます。
古くから知られるように殺菌作用もあります。
梅干しのピルビン酸は肝機能の強化に役立ち、ジャムや梅肉エキスなど梅を加熱した製品ではムメフラールという成分が作られ、血流を改善し血栓予防、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つと考えられています。
(2)その他の豊富な栄養
タンパク質や、カルシウム、カリウム、リン、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラル(無機質)や、ビタミンA・B1・B2・Cなども豊富に含まれています。
(3)アルカリ食品
身体のためにはアルカリ性食品を食べて、酸性を中和させる必要がありますが、現代の食事では酸性食品が多く、体が酸性に傾きがちです。
梅干しだとほんの少し食べるだけで酸性を中和することが出来ます。(牛肉100グラムに梅干1/2~1個でいいそうです)
アルカリ性食品の梅を食べると血液やリンパの流れがよくなり、抵抗力や免疫力がアップするので、病気になりにくくなります。