子供の便秘
子供の便秘が気になっている方は多いと思います。
放っておくと症状が悪化したり、治すのに時間がかかるといいます。
NPO「日本トイレ研究所」が実施した調査によると、半数以上の親御さんが子供が0歳の頃から便秘が気になっていたようです。
小児鍼でも便秘を施術しますが、直腸肛門の奇形である「鎖肛」や、
消化管の動きを制御する腸の神経節細胞が生まれつきない「ヒルシュプリング病」などの場合もあるので、
一度小児科で診てもらうことをおすすめします。
それらではない便秘は小児はり施術で改善する可能性が大きいです。
他の主訴で来院していた子供も小児はりを施術していると快調になることは多々あります。
小腸の動きが悪い場合、大腸の動きが悪い場合、そもそも食べていない場合などの原因により、重点的に施術する場所も変わります。
もしかしたら、子供の癇癪の原因も便秘にあるかもしれません。
おしゃべりできない小さな子供や赤ちゃんにとって、排便は健康状態を知るバロメーター。
早めに対処したいところです。